つるがしま中央交流センター

2018 / 共栄連合自治会

埼玉県鶴ヶ島市の住宅地に建つ自治会館が、新たに地域包括支援センター、コミュニティレストラン、施設を運営する中央支えあい協議会の事務所を併設する地域経営の拠点として建て替えられた。

桜の木に面した場所にコミュニティレストランを配し、中央支えあい協議会や地域包括支援センターの事務所など、地域の人が常駐する室をなるべく手前に配置し、異なる機能や組織を横断するように水平連窓で覆うことで、施設の一体感を強調するとともに、内部の活動を外部に見えるようにすることを意図している。集会室や多目的室は天井高を確保する必要があり、使われない時間も長いことから奥の方に配置している。大きな集まりの際には建具を空けて集会室や多目的室、コミュニティレストランをおおきな一室として使うこともできる。

写真:太田拓実

つるがしま中央交流センター(建築家/東京藝術大学准教授/RFA主宰)

藤村龍至(建築家/東京藝術大学准教授/RFA主宰)

1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所(現RFA)主宰。2010年より東洋大学専任講師。2016年より東京藝術大学准教授。2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)副センター長/ディレクター、鳩山町コミュニティ・マルシェ総合ディレクター。住宅、集合住宅、公共施設などの設計を手がけるほか、公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、ニュータウンの活性化、中心市街地再開発などのデザインコーディネーターとして公共プロジェクトにも数多く携わる。

http://ryujifujimura.jp/

ポートレート撮影:新津保建秀