白岡ニュータウン リフレの杜 コミュニティガーデン街区

2016 / 総合地所株式会社

ニュータウンの一角に計画された5棟の建売住宅である。3.11以後の成熟期の郊外ニュータウンにおける住宅地のあり方として、単体の住宅のあり方を超えて、コミュニティや防災意識の醸成を意図した現代的な住宅群像であり、単なるデザイナー商品化住宅ではなく、ニュータウンの将来像を考えるプロジェクトを目指した。

具体的には芝生の庭が連続すること、アプローチを等間隔に設けること、住戸が3つの軸の配置とすることでリズムを作り一体感のある街区とし、庇と袖壁に囲まれたテラスとバルコニーは環境負荷を低減し、設備機器、雨樋などが袖壁の内側に納められ、外側の立面には設備機器が出てこない設計とした。

写真:永井杏奈

白岡ニュータウン リフレの杜 コミュニティガーデン街区(建築家/東京藝術大学准教授/RFA主宰)

藤村龍至(建築家/東京藝術大学准教授/RFA主宰)

1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所(現RFA)主宰。2010年より東洋大学専任講師。2016年より東京藝術大学准教授。2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)副センター長/ディレクター、鳩山町コミュニティ・マルシェ総合ディレクター。住宅、集合住宅、公共施設などの設計を手がけるほか、公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、ニュータウンの活性化、中心市街地再開発などのデザインコーディネーターとして公共プロジェクトにも数多く携わる。

http://ryujifujimura.jp/

ポートレート撮影:新津保建秀