NightWave 光の波プロジェクト

2015 / 逗子市

“砕ける白波の可視化”

神奈川県・逗子市の海岸でおこなわれた「光の波プロジェクト」にて、光の演出を行いました。本プロジェクトは、波があたかも青白く発光しているように演出するメディアアート作品を楽しめるもの。打ち寄せる波が砕け、快い音とともに白波が現れる。生まれては消える、一時として同じ形のない儚さを、光の効果でより美しく浮かび上がらせました。

矢野大輔(照明デザイナー)

矢野大輔(照明デザイナー)

1983年生まれ。武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科卒業後、ライティングプランナーズアソシエーツにて国内外の大規模建築に対する建築照明デザインや光そのものについて学び、2010年にTokyo Lighting Designを設立。“SUPERNATURAL”をキーワードに、国内外のファッションショーやイルミネーションなどさまざまな空間・環境を舞台に、プログラマーやエンジニアと協働して最新のテクノロジーを取り入れた光の演出を展開し続けている。夜の逗子海岸をキャンバスに、自然現象の一つである「波」を可視化し、一筋の光として波の砕ける音とともに静かに出現させる光の彫刻「NightWave」を2015年に発表。2017年には外務省日本ブランド発信事業にて日本の照明デザイナーの一人に選定された。グッドデザイン賞や日本空間デザイン賞、D&AD Awardなど多数受賞。

http://tokyolighting.com/

2019/11/13 19:00