MIDTOWN LOVES SUMMER

2018 / 株式会社博展

“縁側で涼みながら花火を見る”

東京ミッドタウンで期間限定で開催されたイベント「MIDTOWN LOVES SUMMER」。芝生庭園を会場にした「光と霧のデジタルアート庭園」にて、日本の夏の風物詩を新しい体験に変えようと、霧と音と光の映像演出を融合させ花火を表現しました。来場者が縁側のような空間に座り、常に形を変える霧越しに演出を眺めると、どこか懐かしさを感じる光の現象に没入しながら非日常を体験することができます。

矢野大輔(照明デザイナー)

矢野大輔(照明デザイナー)

1983年生まれ。武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科卒業後、ライティングプランナーズアソシエーツにて国内外の大規模建築に対する建築照明デザインや光そのものについて学び、2010年にTokyo Lighting Designを設立。“SUPERNATURAL”をキーワードに、国内外のファッションショーやイルミネーションなどさまざまな空間・環境を舞台に、プログラマーやエンジニアと協働して最新のテクノロジーを取り入れた光の演出を展開し続けている。夜の逗子海岸をキャンバスに、自然現象の一つである「波」を可視化し、一筋の光として波の砕ける音とともに静かに出現させる光の彫刻「NightWave」を2015年に発表。2017年には外務省日本ブランド発信事業にて日本の照明デザイナーの一人に選定された。グッドデザイン賞や日本空間デザイン賞、D&AD Awardなど多数受賞。

http://tokyolighting.com/

2019/11/13 19:00