株式会社講談社より、書籍『クリエイティブのための判断力 ――つくる人が考えるべきこと』が2026年6月25日に発売された。
同書は、AIをはじめとする新技術の台頭や働き方の多様化により、ものづくりの手段や選択肢が増え続ける現代において、クリエイターが「何を選び、何を見送るか」を決めるための、自分なりの「判断軸」の育て方を説く一冊。
同書で語られる「判断力」とは、単なる効率や合理性だけで物事を決める力ではなく、「どこに力を注ぎ、何を手放すか」「誰とやるか」といった割り切れない問いに向き合いながら、自らの意思で選び取っていく力のことだ。
著者は、映像や空間、デザイン、テクノロジーを横断し、約20年にわたり国内外のプロジェクトを手がける橋本俊行さん。クリエイティブスタジオaircord、多国籍クリエイティブコレクティブThe Shiftのファウンダーだ。橋本さんは自身の経験をもとに、「好きなことをどう仕事につなげるか」「実績のないところからどう信頼を築くか」といった、多くのクリエイターが直面する葛藤に寄り添う。

著者の橋本俊行さん。カンヌライオンズ、iF Design、D&AD、One Showなど受賞多数。現在はクリエイティブアーキテクトとして、組織やプロジェクトの構想、判断、実装を担っている
さらに同書では、変化の激しい時代においては「飽きっぽさ」すらも変化を楽しめる強みになり得ることや、論理と感覚、個と組織のあいだを行き来しながら価値を生み出すプロセスを、自身の経験をもとに紐解いている。最終的には「人を見る」ことが、すべての仕事や協働の土台になると指摘する。
特別な才能の有無ではなく、「判断を重ね、選び続けること」の積み重ねこそがクリエイティブに生きることであるという橋本さん。変化の中で迷いながらも、自分なりの軸を持って進みたい人にとって、自身の仕事や判断を見つめ直す手がかりとなる一冊となっている。
【著者・橋本俊行さんよりメッセージ】
ものをつくる現場では、正解が一つではない場面に何度も向き合います。そのとき、何を大切にし、どう選び、どうつくっていくのか。本書では、制作と経営の中で考えてきた「判断」について、自分なりに言葉にしました。デザインやクリエイティブに関わる方が、自分の仕事や判断軸を見つめ直すきっかけになれば嬉しく思います。
発行:日刊現代
発売:講談社
著者:橋本俊行
価格:1,650円(税込)
カバーデザイン:岡崎智弘・中島可蓮(SWIMMING)
書籍情報:https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000429121#pbook-stores
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4065443083
著者ポートフォリオ:https://toshiyukihashimoto.jp/




