ANIMATED

2018 / AGC株式会社

ガラスを中心に事業を展開しているAGC株式会社の、高度な技術を紹介する展示のために制作した作品。

化学強化技術という、薬品によってガラスをしなやかにできる処理を用い、バネ状のガラスを実現した。まるで生きているように柔らかく揺らぐガラスを作ることで、従来の硬くて不動なガラスの常識やイメージを覆すことを試みた。

撮影:Akihide Mishima

大野友資(建築家)

大野友資(建築家)

1983年ドイツ生まれ。DOMINO ARCHITECTS代表。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。カヒーリョ・ダ・グラサ・アルキテットス(リスボン)、ノイズ(東京/台北)を経て2016年独立。2011年より東京芸術大学非常勤講師を兼任。

DOMINO ARCHITECTS

大野友資によって2016年に設立されたプラットフォーム。デザインの実践と理論の両面から歴史や文脈への接続を試み、情報と物質、デジタルとアナログ、ハイテクとローテクを相対化するような設計を手がける。その活動はさまざまなチームとの協働によって形作られ、建築、インテリア、プロダクトデザイン、リサーチや企画開発まで多岐にわたる。

http://www.dominoarchitects.com/

2020/1/15 11:25