製茶所山科

2017 / 合資会社山科茶舗

福岡県朝倉市にある製茶工場兼直販所「製茶所山科」のリニューアルデザイン。

製茶工場としての茶葉の「品質管理」、焙煎やブレンドを独自に行い販売する茶舗としての「商品管理」、これまではバラバラだった2つの軸を生産から販売までを一貫して結びつけた新しい「製茶所」というブランドのシンボルとして、新たに「リーフセラー」と「製茶室」、そして「点前スペース」の3点を併設しています。

photo:山本育憲

髙須学(インテリア・プロダクトデザイナー)

髙須学(インテリア・プロダクトデザイナー)

1974年福岡県生まれ。九州芸術工科大学卒業後、一級建築士事務所に6年間勤務。2002年にタカスガクデザイン(現TGD)を設立。「シンプルに、永く、美しく」をデザインコンセプトに、時代に左右されない空間そのものの美しさや、モノ自体に潜む本来の美しい音色を最大限に増幅させる「良質なアンプ」のようなデザインを心掛けている。クライアントとエンドユーザー共に活きるショップインテリアや、住まい手それぞれの心地よい「間」を導き出す住空間、モノ本来の持つべき姿形やそのストーリー性を深く読み、素材そのものを深く洞察し、腑に落ちる形を追求する家具プロダクトなど、空間から家具・日常品まで幅広い領域でデザイン活動を行っている。2011年、2015年グッドデザイン賞等受賞歴多数。

http://www.gaku-design.com

2018/1/17 10:15