L’eau Blanche

2016 / 株式会社ステップ

店内のどこに座っても福岡の繁華街・西中洲の川が側に見えるロケーションのフレンチレストラン。店名の「L’eau Blanche」とはフランス語で「白い水」を意味し、シェフ自らの苗字を冠しています。

土の白、和紙の白、木の白、セメントの白、そして鉄の白焼付など、さまざまな異なる素材の「白=素の色」を重ね合わせることにより、料理が主役となる白い器を空間で表現しています。

photo:山本育憲

髙須学(インテリア・プロダクトデザイナー)

髙須学(インテリア・プロダクトデザイナー)

1974年福岡県生まれ。九州芸術工科大学卒業後、一級建築士事務所に6年間勤務。2002年にタカスガクデザイン(現TGD)を設立。「シンプルに、永く、美しく」をデザインコンセプトに、時代に左右されない空間そのものの美しさや、モノ自体に潜む本来の美しい音色を最大限に増幅させる「良質なアンプ」のようなデザインを心掛けている。クライアントとエンドユーザー共に活きるショップインテリアや、住まい手それぞれの心地よい「間」を導き出す住空間、モノ本来の持つべき姿形やそのストーリー性を深く読み、素材そのものを深く洞察し、腑に落ちる形を追求する家具プロダクトなど、空間から家具・日常品まで幅広い領域でデザイン活動を行っている。2011年、2015年グッドデザイン賞等受賞歴多数。

http://www.gaku-design.com

2018/1/17 10:15