TSUKUMO

2017

木とスチールを組み合わせたデスク。

各素材の配置バランスに特に気をつけながらデザイン。手や床の触れる部分には木を、構造と視覚的に引き締める部分にはスチールを使いながら、軽快さを出すことを目指した。長く使うために、天板はリノリウム面と木(ビーチ)の裏表の両面使いにし、子供の時はリノリウム面を、成長してからは木の面を使えるように、天板はフレームに載せるだけにとどめた。

坂下和長(プロダクトデザイナー)

坂下和長(プロダクトデザイナー)

1976年福岡生まれ。1999年西南学院大学商学部卒業後、ザ・コンランショップ、北欧アンティークショップ「NEST」を経て、2006年「CRITIBA Design+Direction(クリチーバ)」として活動開始。素材の特性と異素材との関係性、そのモノの持つ背景やストーリーをふまえ、シンプルだが奥行きのあるデザインを目指す。福岡産業デザイン賞優秀賞 (2005)、グッドデザイン賞(2006)、D&AD グローバルアワード最終セレクション進出(2007/UK)、RED DOT AWARD(2015/ドイツ)、A’DESIGN AWARD 金賞および銀賞(2017/イタリア)、A’DESIGN AWARD デザイナーオブザイヤーノミネート(2017/イタリア)。

www.critiba.com