COMPOSITION

2015 / 自主研究プロジェクト

木を削り、家具をつくるように、粘土をこね、器をつくるように、素材からシンプルに家電をつくる方法はないだろうか?

加飾をまとった虚像のような外装で覆われた家電ではなく、素材から立ち上がったようなピュアな存在。異素材を混ぜ合わせて新しい素材を生み出すように、電子部品を素材と捉え、外装材となるはずだった樹脂と混ぜ合わせて固める。この複合材は電気が通る素材であり、電子部品が実際に機能する、プロダクトとして成立した素材でもあります。

どこまでが素材で、どこからがプロダクトか?素材から考えることで、素材がプロダクトに変わる境界線、そして、それを定義する既存の枠組みについての思索の試作です。

(写真:林 雅之)

COMPOSITION(デザインファーム)

TAKT PROJECT(デザインファーム)

代表:吉泉聡
DESIGN THINK+DO TANKを掲げ「別の可能性をつくる」さまざまなプロジェクトを展開しているデザインファーム。吉泉聡を代表に、nendo出身の4名のメンバーにより設立。スタートアップから大企業、大学、研究機関、行政機関など幅広いクライアントと共に多様なプロジェクトを展開している。クライアントワークと平行し、実験的な自主研究プロジェクトを行い、その成果をミラノサローネ、メゾン・エ・オブジェ、ヘルシンキデザインウィーク、CREATIVE EXPO TAIWAN、AnyTokyoなど国内外で発表。それらの研究成果から得られたナレッジと、多様なバックグラウンドを持ったメンバーにより、ジャンルを問わずプロジェクトに応じてデザインの役割を最大化する独自のアプローチを特徴とする。

http://www.taktproject.com/