BALMUDA creative studio Aoyama

2025 / BALMUDA

多角的な活動が交差するサテライトオフィス。中央の広場をモノの集積空間や多様な活動を支える家具で囲み、人々の集散が偶発的な交流を誘発する構成とした。古代の図書館や映画『グランドホテル』のように多様なアクティビティが混在し、内装の主張よりも「知の共創」が主役となる場を目指している。

クリエイティブオフィスの佇まいとして、新しい発想を生む未完成な「ラフさ」とブランドの「上品さ」の両立に向けて、「統一すること=美しい」という慣習を排した。素材感やスケール、さらには躯体の工業感やミッドセンチュリーの気品といった属性を非階層的に編み込むことで、多様な要素を不連続に調和させている。

写真:Lemmart

micelle ltd.(設計事務所)

micelle ltd.(設計事務所)

神戸、岐阜、東京、福岡を拠点に、住宅・商業・ホテル・神社・プロダクトなど「設計」を通して、規模や用途を横断したプロジェクトに関わる。また、国内外の作家によるアートや器を扱うギャラリー「OBG eu.」、岐阜市内に残る祖父母の商店を改修したアーティスト・イン・レジデンス「Fablic House」など、空間とオブジェクトに関する活動を展開する。

https://micelle.jp/

片田友樹
1984年岐阜県生まれ、和歌山育ち。東京大学大学院修了。スキーマ建築計画、ケース・リアルを経て、2017年 micelle ltd.主宰。近畿大学建築学部非常勤講師。

2026/8/25 14:45