ART CERAMIC “INTRECCIATO”

2017 / 長江陶業株式会社

左右対称のひし形に、陰影が計算された曲面を施すことで生物的なうねりのある壁面を再現できるアートセラミック。

パターンのバリエーションが豊富にあり、組み方によって皮の網目紋様や蛇柄のようだったり、まったく異なった表情を見せるユニークなユニットに仕上がった。鋳込み製法と還元焼成により、味わい深い質感を再現している。

Photo:タナカ ヨシノリ

川合辰弥(工業アートクリエイター)

川合辰弥(工業アートクリエイター)

1977年熊本県生まれ。中部大学 工学部機械工学科卒業。自動車の開発技術者を経て、2010年に「Carozzeria Kawai Corp.」を創業。工業デザインとアートの中間に位置する製品を創る「工業アートクリエイター」として、キッチン&テーブルウェア・ジュエリー・インテリア・電化製品・建築建材などで、カーボンとセラミック素材を主体とした製品を開発。ブランド・ビジネスモデルの構築までを総合的にプロデュース。2011年よりフランクフルト・ボローニャ・パリ・上海・東京などで作品を発表。2016年グッドデザイン賞・The Wonder 500、2017年iF DESIGN AWARD(ドイツ)・red dot award(ドイツ)・JIDAデザインミュージアムセレクションVol.19・COOL JAPAN AWARD、2018年GERMAN DESIGN AWARD(ドイツ)・iF DESIGN AWARDを受賞。2018年穴織カーボン株式会社の外部取締役CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任。

https://www.ccc-japan.com/