ANAORI CARBON COCOTTE “RINGO”

2017 / 穴織カーボン株式会社(ANAORI CARBON KITCHENWARE)

カーボングラファイト素材の性能や機能はそのままにつくられた、テーブルサーブにぴったりのサイズ感の万能ココット。無水調理はもちろん、一膳分のごはんがおいしく炊け、 テーブルにとっておきの一品を加えることにも大活躍。特にお菓子づくりに最適で、ケーキや焼きリンゴなど、IH・直火でもまるでオーブンで焼き上げたような仕上がりが可能に。

かじったリンゴのようなフォルムは、「禁断の果実」としてのリンゴをイメージ。リンゴは古くから“誘惑”のモチーフとされており、カーボン「ココット リンゴ」でつくられる料理はまさに魅惑。リンゴの花言葉には「最も美しい人へ」「永久の幸せ」という意味もあり、パッケージにもこだわり、ギフトとしても喜ばれるようなシックかつキュートなキッチンツールに仕上げた。

Photo:下村亮人
料理:堀尾誠一

川合辰弥(工業アートクリエイター)

川合辰弥(工業アートクリエイター)

1977年熊本県生まれ。中部大学 工学部機械工学科卒業。自動車の開発技術者を経て、2010年に「Carozzeria Kawai Corp.」を創業。工業デザインとアートの中間に位置する製品を創る「工業アートクリエイター」として、キッチン&テーブルウェア・ジュエリー・インテリア・電化製品・建築建材などで、カーボンとセラミック素材を主体とした製品を開発。ブランド・ビジネスモデルの構築までを総合的にプロデュース。2011年よりフランクフルト・ボローニャ・パリ・上海・東京などで作品を発表。2016年グッドデザイン賞・The Wonder 500、2017年iF DESIGN AWARD(ドイツ)・red dot award(ドイツ)・JIDAデザインミュージアムセレクションVol.19・COOL JAPAN AWARD、2018年GERMAN DESIGN AWARD(ドイツ)・iF DESIGN AWARDを受賞。2018年穴織カーボン株式会社の外部取締役CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任。

https://www.ccc-japan.com/