笹川集落案内サインと地域デザイン

2014 / 佐渡市

重要文化的景観に選定された「佐渡西三川砂金山由来の農山村景観」において、中心的集落である笹川集落に設置された来訪者のための公共サイン。

解説サインでは300年以上笹川で続いた砂金山の歴史と、その形跡を伝える地形や石積み水路などの内容を現地で伝える。デザインは、笹川集落の住民らによって構成される「笹川の景観を守る会」メンバーと、これからの集落の在り方も含めた議論をしながら進められた。

2013年度に12基設置されたサインは、守る会のメンバーと一緒に盤面の取り付け作業を行い、メンテナンスも定期的に行っている。地域に愛着を持って使い続けてもらえる公共サインを目指した。

笹川集落案内サインと地域デザイン(デザイナー)

南雲勝志(デザイナー)

1956年新潟県六日町生まれ。永原浄デザイン研究所を経て、1987年ナグモデザイン事務所設立、代表。公共空間における施設デザインから家具、プロダクトデザインなどさまざまな領域を通して社会やまちづくりにおけるデザインの可能性を探る。2004年には「日本全国スギダラケ倶楽部」を設立し、木の文化を広げる活動を全国で展開。2012 グッドデザイン賞 復興デザイン賞(ヤタイ広場/大槌)、2014 土木学会デザイン賞 最優秀賞(日向市駅及び駅前周辺地区デザイン)、2014 グッドデザイン賞金賞(秋田駅西口バスターミナル)など、受賞歴多数。

http://www.nagumo-design.com/