秋田駅西口バスターミナル

2013 / 秋田中央交通株式会社

日本は杉の国。その中でも秋田杉は厳しい気候に育まれ、美しさと強度を兼ね備えた紛れもなく世界に誇れる資産である。しかし戦後外材に押され、その魅力がまちなかや人目に触れる場所から消えていった。

駅前のバスターミナルは誰もが目にできる公共施設であり、その場所を秋田杉の魅力を再認識するデザインにすることで風景となり、分かりやすく秋田らしさを再認識し、誇りを喚起するきっかけに繋がって行くことを目指した。

駅から旅立つ人、訪れる人々を優しく見守る施設のシンボルとして「あかり」をもう一つの素材の要素として組み合わせた。

秋田駅西口バスターミナル(デザイナー)

南雲勝志(デザイナー)

1956年新潟県六日町生まれ。永原浄デザイン研究所を経て、1987年ナグモデザイン事務所設立、代表。公共空間における施設デザインから家具、プロダクトデザインなどさまざまな領域を通して社会やまちづくりにおけるデザインの可能性を探る。2004年には「日本全国スギダラケ倶楽部」を設立し、木の文化を広げる活動を全国で展開。2012 グッドデザイン賞 復興デザイン賞(ヤタイ広場/大槌)、2014 土木学会デザイン賞 最優秀賞(日向市駅及び駅前周辺地区デザイン)、2014 グッドデザイン賞金賞(秋田駅西口バスターミナル)など、受賞歴多数。

http://www.nagumo-design.com/