クレ・ド・ポー ボーテ

2006 / 資生堂

資生堂の最高級プレステージブランド。デザイナーとして91年からずっと関わり、近年では2013年までクリエイティブディレクターとしてブランディングの全てに携わった。このデザインは2006年のリニューアルで、アートディレクションを担当。水を器に満たした時の表面張力のようなフォルムを持つコンパクト、バターナイフをバターに刺した時のようなダンパーの効いた感触で閉まるリップスティックなど、五感に訴える高級感をデザインテーマとした。

松本泉(デザイナー)

松本泉(デザイナー)

1959年 東京生まれ。1983年 東京藝術大学大学院修了。同年(株)資生堂入社。パッケージデザイン、クリエイティブディレクションを行う。担当ブランドは、クレ・ド・ポー ボーテ、アクアレーベル、アネッサ、エリクシール、dプログラム、&フェイス、ディグニータ、リバイタル、草花木果など多数。2002年~2014年 公益社団法人日本パッケージデザイン協会理事を務める。2014年3月 資生堂退社。フリーランスとしてパッケージデザインを行うとともに、「生命のパッケージデザイン」というテーマで昆虫の造形に着目した写真表現に取り組む。同8月、個展「甲胄・生命のパッケージデザイン」展(銀座コバヤシ画廊)同11月、二人展「花虫万華鏡」(ギャラリーコスモス)開催予定。

2014/11/5 0:00