21_21 DESIGN SIGHT企画展「2121年 Futures In-Sight」

2021-2022 / 21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHTにて、2021年から2022年にかけて開催された展覧会の会場構成。

たったひとつの未来を予測するのではなく、「『未来を考える行為』を考えること」を目的とした本展では、展示作品として言葉もモノも等価に扱うという理念を掲げた。言葉を立体的に表現し、鑑賞者が言葉を直感的に感じ、後にじっくりと読んでみる、という空間体験を作り出すことを試みた。雑誌の誌面が三次元的に立ち上がるような空間を目指し、壁面および柱形の什器には大きく言葉をデザインし、言葉の立体感・重層感を表現した。

写真:神宮巨樹

中原崇志(建築家・ミュージアムデザイナー)

中原崇志(建築家・ミュージアムデザイナー)

鹿児島県出身。建築アトリエ「有馬裕之+Urban Fourth」を経て、建築、インテリア、ミュージアムデザインの分野で活動。科学館や博物館の常設展示や企画展示の設計を中心としながら、建築の設計、インテリア、空間インスタレーションなど多岐に渡り取り組んでいる。主な仕事に、GINZA SONY PARKや21_21 DESIGN SIGHTの展覧会会場構成、「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」「10 Mame Kurogouchi」「日本科学未来館の常設展示」「上海万博日本産業館 INAXブース」など。主な受賞歴としてSDA大賞・経済大臣賞や、空間デザイン賞優秀賞、ADC賞等を受賞。

https://takashi-nakahara.com/

2023/1/18 14:15