KANEBO

2018 / インスタレーション

「KANEBO」ブランド新商品発表会でのインスタレーション空間。高さ3mの透明なアクリルパイプを並べることで、“透明美”をコンセプトとする新商品の世界観を表現しました。

透明な曲面を重ねることによって生まれる光の屈折や像の奥行きが、非日常的な景色を創り出します。商品は同じくアクリルパイプによって目線の高さで展示され、背景のアクリルと混ざり合うことで、空間の中に浮いているような印象を与えます。発表会場内では、商品が浮かぶように並べられた水盤の水が、空気に呼応するよう爽やかに水面を揺らしました。

写真:見学友宙

I IN(空間デザイナー)

I IN(空間デザイナー)

2018年に照井洋平と湯山皓により設立された空間デザインオフィス。照井は1982年神奈川県生まれ、湯山は1985年東京都生まれ。共に株式会社 CURIOSITYに2017年まで在籍し、グエナエルニコラのもと数々のプロジェクトに携わる。光の可能性に注目し、素材、造形、すべての要素の本質的な魅力を携えることで、表層的ではない空間の新しい表現を追求している。店舗、レストラン、オフィス、インスタレーションなど、幅広いジャンルの空間デザインを国内外で手がける。

FRAME AWARD 2020ノミネート (オランダ)
IDA DESIGN AWARD 2019 (アメリカ)
ARCHITECTURE MASTERPRIZE 2019 /2018 (アメリカ)
APIDA 2018 (香港) など受賞多数。

https://www.i-in.jp/

2020/7/8 10:20