tokyo LOFT

2014 / 個人

麻布十番にある、容積率の目一杯まで建ち上がったペンシルビルの一室の改修。斜線制限によって削り取られた天井面をどう活かすかが課題でした。

一方でクライアントは民泊利用も想定していました。東京らしい都市風景が生み出すそんな副産物をひとクセあるホテルのような利用とすることでポジティブに捉え、屋根裏部屋をホテルに改装したようなデザインとしています。

設計:田中亮平+城戸輝哉/スマサガ不動産
プロデュース:スマサガ不動産
撮影:平林克己

田中亮平(建築家)

田中亮平(建築家)

岡山県出身。名古屋市立大学芸術工学部卒業後、東京都立大学大学院修士課程 修了。2006年~隈研吾建築都市設計事務所勤務。2013年G ARCHITECTS STUDIO設立、許光範 参加(2016~2019)。建築設計をはじめインテリアデザインやインスタレーションなども手がけ、特に独自に建材のマテリアル開発を行いプロジェクトに応用するなど、規模やジャンルの垣根のない取組みが特徴。2014年より名古屋市立大学非常勤講師。JCD design award2014銀賞+新人賞、FRAME Great Indoor Award 2015 shortlist、2019年 日本建築学会作品選集新人賞受賞など。

http://g-archi.info/

2019/12/11 10:25