第247回 田中亮平 (建築家)

[桐山登士樹の推薦文]

今年5月の連休明けに建築家の田中亮平さんとお会いした。元隈研吾建築都市設計事務所に勤務していたので、実に近いエリアで働いていたことになる。2019年に日本建築学会作品選集新人賞を受賞し、これからさらなる飛躍が望まれる方だ。

お会いした印象からすると、さまざまな現象やトレンドを自然体で受け入れ、建築設計に生かしていくプログラミングを得意とするアーキテクトのような感じがする。昔のような職人建築家とは異なる柔軟な発想、人との対話、そこから生み出される心地よい空間、時にインスタレーションもあり、新しいタイプの建築家のようである。現在は、個人住宅が多いが、徐々にその領域を広げ、近い将来大きな仕事をしてくれるのを楽しみにしている。

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹

デザインディレクター

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

田中亮平(建築家)

田中亮平(建築家)

岡山県出身。名古屋市立大学芸術工学部卒業後、東京都立大学大学院修士課程 修了。2006年~隈研吾建築都市設計事務所勤務。2013年G ARCHITECTS STUDIO設立、許光範 参加(2016~2019)。建築設計をはじめインテリアデザインやインスタレーションなども手がけ、特に独自に建材のマテリアル開発を行いプロジェクトに応用するなど、規模やジャンルの垣根のない取組みが特徴。2014年より名古屋市立大学非常勤講師。JCD design award2014銀賞+新人賞、FRAME Great Indoor Award 2015 shortlist、2019年 日本建築学会作品選集新人賞受賞など。

http://g-archi.info/