Ono-Sake Warehouse

2016 / 個人

筑波の新興住宅地とコマーシャルストリップの間に建つ酒屋倉庫の計画。店舗と周辺住宅とのスケールを調停させて建物ボリュームを分解し、地域環境や商いの活動へと対応させることを試みています。

特に筑波山を臨むダイニングテラスは、交通量の多い歩道レベルから浮かぶ地域のパブリックスペースとして計画。さらに室内には回遊するシークエンスを導入し、営みと街並み、両者共存の風景を織り込ませています。

設計:G ARCHITECTS STUDIO + Eureka
撮影:大倉英揮

田中亮平(建築家)

田中亮平(建築家)

岡山県出身。名古屋市立大学芸術工学部卒業後、東京都立大学大学院修士課程 修了。2006年~隈研吾建築都市設計事務所勤務。2013年G ARCHITECTS STUDIO設立、許光範 参加(2016~2019)。建築設計をはじめインテリアデザインやインスタレーションなども手がけ、特に独自に建材のマテリアル開発を行いプロジェクトに応用するなど、規模やジャンルの垣根のない取組みが特徴。2014年より名古屋市立大学非常勤講師。JCD design award2014銀賞+新人賞、FRAME Great Indoor Award 2015 shortlist、2019年 日本建築学会作品選集新人賞受賞など。

http://g-archi.info/

2019/12/11 10:25