night pleasure

2015 / 公益財団法人金沢芸術創造財団・公益財団法人金沢文化振興財団

板締め絞りによる染布を用いた障子作品で、現代の光をイメージに制作。

金沢市指定文化財史跡である寺島蔵人邸に合わせたインスタレーション作品として、金沢ナイトミュージアム事業の一環で行なった。

和空間に洋的なイメージを入れ込む対比と、それでいて調和することを意識し、それぞれ異なったピッチのグラデーションを施すことで、ネオンのような光のリズムを目指した。板締め絞りのリピートと障子の格子を連動させ、染めを幾度も重ね、染料が混ざる部分とそうでない部分をつくることで色に深みを出し、「和のステンドグラス」のように演出した。

night pleasure(テキスタイルアーティスト)

安達大悟(テキスタイルアーティスト)

愛知県出身。2012年に金沢美術工芸大学 美術工芸研究科 工芸専攻修士課程を修了後、金沢卯辰山工芸工房に入所。その後、3年間の研修を経て同工房の専門員となる。作品の多くは、江戸時代には親しまれていた「板締め絞り」という伝統技法を用いたものだが、その根底には「素材の可能性を見出し可視化する」というコンセプトがある。現在は後進の育成を行いながら、板締め絞りによるタペストリーの制作やワンピースやバッグなどの制作、ホテルユニフォームのデザインをはじめ、トロフィーのデザインなどテキスタイル分野を超えた仕事も手がける。伝統と革新を行き来することで生まれる、まだ見ぬクリエイションを目指している。

http://dadachitex.wixsite.com/daigoadachi

2019/2/20 10:40