- デザインコンセプト
- 担当:長坂常/スキーマ建築計画
ランニングウェアやベーシックなライフスタイルウェアを展開している「DESCENTE BLANC」の第6号店となる京都店は、老舗百貨店の「藤井大丸」での店舗計画だ。この建物は築年数が古く、現在にいたるまで何度も増改築が施されており、その歴史は仮想天井からも伺い知ることができた。
DESCENTE BLANCでは、“ストックにスタッフが商品を取りに行く行為自体をデザインし直す”という一連のコンセプトをもとに、昇降式ストックディスプレイを採用しており、今回も天井をスケルトンにすることでこの機構を取り入れた。機構のベースとなる鉄骨組みがつくられた仮想天井は、パッチワーク状に複雑な表情が折り重なり、そして、仮想天井の下ではシンプルでニュートラルな内装仕上げとなり、その対比が特徴的な空間である。
設計 | 長坂常/スキーマ建築計画 |
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担当 | 佐藤駿 |
所在地 | 京都府京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町605 藤井大丸6F |
主用途 | 物品販売店(衣料品販売店) |
施工 | 株式会社TANK |
サイン計画 | village |
床面積 | 82.54m2 |
構造 | 鉄骨造 |
竣工 | 2017年9月 |
写真 | 長谷川健太 |