ホテルオークラ東京 旧本館 ファサード・タイル・ボックス

2016

2015年夏に惜しまれながら閉館した、ホテルオークラ東京旧本館。ホテルの歴史を53年ものあいだ見守ってきた正面庇のタイルが取り外され、そのまま記念品に。「ホテルオークラ東京“Charity Project for Music”」の一環として販売された。

建物の外観意匠に倣って側断面を金色の三角格子に仕上げた桐箱にはシリアルナンバーが入っている。スカーフやハンカチーフとしても使える内包みのファブリックは、インテリアのいたるところで象徴的なモチーフとなっていた麻葉格子文様。これは風呂敷包みでお届けする日本の贈り物のイメージがもとになっている。

produce: Junya Hirokawa
creative direction / design: Ichiro Higashiizumi

ホテルオークラ東京 旧本館 ファサード・タイル・ボックス(デザイナー/クリエイティブディレクター)

東泉一郎(デザイナー/クリエイティブディレクター)

東京生まれ。早稲田大学理工学中退。多摩美術大学卒。さまざまな表現領域と、デザイン、サイエンス、エンジニアリングなどの間を翻訳・橋渡しをしつつ、問題解決やイノベーションに取り組む。1997年「Ars Electronica」にて、ネットワーク部門ゴールデン・ニカを受賞した“Sensorium project”のディレクターとして、内外各地で実験的インスタレーションを行うほか、日本科学未来館「インターネット物理モデル」、「2002 FIFA World Cup」のための演出コンセプトワーク、KDDI "AU design project"コンセプトモデル、JAXA"moonbell"プロジェクト、ロボットをベースにしたフィジカルインターフェース開発など、ストリートな表現から研究開発まで、大小を問わずコミュニケーションをデザインしている。

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