Inaho

2013

風を受けて揺れる稲穂にインスピレーションを受けたインスタレーション。

人が前を通るとセンサーがそれを感知し、止まっていた穂が光り、揺れ始める。カーボンファイバーチューブの茎と、10ミリ秒単位でデジタル制御される機構によって、自然でしなやかな動きを実現している。先端はメッシュ状の穴が空いた金属チューブでできており、背後に稲のモミを思わせる美しい影が投影される。現在は3本の小型版から大型インスタレーションまで、受注生産にて販売。小野恵央氏との共同制作。第1回Lexus Design Awardを受賞、メンターはSam Hecht氏。

Inaho(デザインエンジニア)

吉本英樹(デザインエンジニア)

1985年生まれ、和歌山県出身。博士(イノベーションデザイン工学)。東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業/同大学院修士課程を修了した後、2010年に渡英、Royal College of Art, Innovation Design Engineeringコースにて博士課程を修了。同時にロンドンにてTangent Design and Invention Ltdを創業し、ディレクターとしてすべてのクリエーションを指揮する。「Design and Invention Brand」を名乗り、電子工学、機械工学、プログラミング等の技術を自由に駆使しながら、ブランドとして新しいデザイン家具や空間演出商品を開発・製造・販売している。Lexus Design Award(2013)、Reddot Design Concept Best of the Best Award(2012)、日本人工知能学会全国大会優秀賞(2010)、情報処理推進機構スーパークリエーター認定(2010)など、デザインと工学の両分野において受賞多数。

http://www.tangent.uk.com