House YK/Islands

2005 / 個人住宅

間口4m、奥行き40mの路地のように細くて長い敷地に建つ4人家族のための住宅です。62mmとごく薄い木造の壁は、少しずつ隙間を空けて重なりながら建っています。その隙間は、時間や季節や天候によって違う表情の光を室内へ導くと同時に、室内からの視線を外へと導くスリットとして空間に移ろいを生み出しています。その室内には、人々がとどまるきっかけとなる機能を持ったいくつかの「しま/Islands」が並び、「しま」と行為と移動を並列に置くことで人の活動が流れ始めます。

House YK/Islands(建築家)

赤松佳珠子(建築家)

CAt/シーラカンスアンドアソシエイツ トウキョウ
1968年東京都生まれ。90年日本女子大学家政学部住居学科卒業後シーラカンス(のちC+A、CAt)に加わる。2002年よりパートナー。国内外でインテリア・家具から学校建築まで、さまざまな建築作品を発表している。主な受賞に村野藤吾賞、日本建築学会作品選奨、AACA賞(日本建築美術工芸協会賞)、公共建築賞、日本インテリアデザイナー協会賞大賞など。現在、CAtパートナー、法政大学准教授、日本大学・神戸芸術工科大学非常勤講師
http://c-and-a.co.jp/