Paper Pavilion

2017

コペンハーゲンの「CHART Art Fair」のために制作した、古紙を主材料とするパビリオン。3日間という会期に対し、建築に過剰な耐久性を与えるのではなく、必要とされる時間に応じて素材やつくり方を選択する「適切な耐久性」という考え方を、サステナビリティに対するひとつのアプローチとして提示した。

都市から集めた紙を外皮として用い、その土地の日常や痕跡を建築に取り込んでいる。会期後は別の場所へ移設され新たな役割を得ることで、短命な仮設建築のその後のあり方も示している。

PAN- PROJECTS(建築デザインスタジオ)

PAN- PROJECTS(建築デザインスタジオ)

PAN- PROJECTSはロンドンを拠点とする建築デザインスタジオ。八木祐理子、高田一正により2017年に設立されて以来、国際的に活動を展開している。建築行為を統合芸術として捉え、制作を通して生まれるストーリーを軸に、建築、空間、インスタレーション、プロダクトなど、領域を横断した幅広い実践に取り組んでいる。

高田は2022年より、Royal College of Art (UK)にてAssociate Lecturerとして教鞭を執り、建築再生をテーマとするスタジオを指導してきた。八木は2025年、これまでの実践と今後の可能性が評価され、英国建築家協会新人賞(RIBA J Rising Star Awards) を受賞している。

https://pan-projects.com/

2026/9/29 9:25