中間アヤカ「踊場伝説」セノグラフィー

2023 / KYOTO EXPERIMENT 2023

京都の空地に仮設劇場を建設しました。ステージは、都市の結節点である三叉路のような形状をしており、その余白となる場所を観客席としています。ステージの下部は展示空間として、会場周辺に立ち並ぶ改良住宅の風景写真を展示しました。都市の空地には複雑な歴史の文脈が存在しています。

また、周辺の道に開かれた配置計画とすることで、柵の外側からも舞台を見ることができ、通りすがりの人々もその場を目撃することとなりました。

この劇場は、一連のイベントの最終日に、観客や出演者、街の人々に見守られながら、パフォーマンスの一部として解体されました。形はなくなっても、多くの人々の目撃体験によって、新たな伝説として残り続けるでしょう。

ガラージュ(建築集団)

ガラージュ(建築集団)

建築・映像・演劇の専門領域をもつメンバーによって構成された建築集団。建築を「変化しつづける事象の一過程」と考え、空間にとどまらず時間も含めたデザイン活動を実践している。建築が利用される日常、ライフサイクル、歴史などさまざまなスケールの時間を横断しながら思考し、映像、演劇、お祭り、フィールドワークなどを通じて建築表現の拡張を試みている。

設立メンバー3名は共に1991年生まれ。2014年早稲田大学建築学科卒業、2016年同大学院理工学術院修了。2020年にガラージュを共同設立。(写真左から)瀬尾憲司/建築映像作家・建築家、渡辺瑞帆/セノグラファー・建築家、小田切駿/建築家。

https://garagearchitects.com/

2026/6/30 19:00