田中康一(照明デザイナー)
1972年茨城県出身。慶應義塾大学理工学部科卒業。ロンドン大学 University College London, MSc in Light & Lighting マスターコース修了後、国内外の照明メーカー、照明設計事務所に勤務。2000年から2008年にかけイタリア・ミラノに在住し、M+K DESIGNを共同設立。 2011年、香港にLightlinks International Limitedを設立。現在、香港、マカオ、東京に事務所を構え、多種多様な業種への照明設計に従事。インドネシア・ジャカルタでは、パートナーシップ契約を結ぶデザイン事務所とプロジェクトを進めている。
http://www.lightlinksltd.com/
香港を拠点に、おもに中国や東南アジアの物件の照明デザインを担う田中康一さん。独立後は8年間ミラノで活動し、その後、現在まで香港をハブに成長著しいアジアの主要都市で、さまざまなプロジェクトを担う国際人だ。コメントを記述しながらもう長いことお会いしていない事に気付く。
各プロジェクトに共通するのは、ダイナミックとデリケートが同居するブレのない空間演出を可能とするデザイン。こういう安定感のある仕事を実践していると、アジアの経済人からのオファーは絶えないであろうと強く推測する。国外で成功している一人だ。
桐山登士樹(デザインディレクター)
デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。