Jakarta Model

2015

2012年より数年にわたって、インドネシアの首都ジャカルタにおいて、都市・住宅モデルの研究プロジェクト、大規模開発プロジェクトに継続的に関わった。総合地球環境学研究所、HOUSE VISIONらとの協働プロジェクト。

世界人口の半数が都市に住む時代。地球環境問題が叫ばれて久しいが、自然回帰ではなく都市こそがその問題の解決策を持っているという思いのもと、東南アジア随一の規模を誇るメガシティのジャカルタをターゲットに、新たな住居モデルを構想することを目的とした。

郊外における急激な人口増加を吸収する、新たな東南アジア型住宅地モデルとしての「JAKARTA MODEL」、現地の建築家と未来の住まい像を議論し続けた「ATAP JAKARTA」、周縁の工業地帯における新たな都市開発モデルとしての「JAPAN TOWN」など、研究と実践の相互作用が得られた一連の活動となった。

山雄和真(建築家)

山雄和真(建築家)

1978年京都府出身。2001年京都大学卒業、卒業設計最優秀賞。2004年東京大学大学院修士課程修了。同年よりCAt(C+A tokyo)所属、2008年より同シニアアソシエイト。2013年、ギングリッチ一級建築士事務所設立、同代表。2018年ドバイで活動していたCAt時代の仲間とともに、東京・ドバイ双方を拠点とする設計事務所として、waiwaiに改組。waiwai東京事務所代表、パートナーに就任。主な進行中のプロジェクトに、「ホテルU(長崎)」「ホテルMX(北海道)」「MMプロジェクト(マニラ・フィリピン)」「Nサテライトオフィス計画(北海道)」「Kヴィラ(北海道)」「Hayy: Creative Hub(ジェッダ・サウジアラビア)」など多数。

https://www.waiwaiarchitects.com/

2019/9/11 11:10