microcosm

2016

2016年、アルス・エレクトロニカ・フェスティバルにて発表したインスタレーション。

2012年に発表した「MorPhys」を技術的に発展させ、より複雑な立体を構成し、よりダイナミックに変容する立体形状表現を実現した。筧康明さんとのコラボレイティブ・ワーク。現在この表現技術は、建築分野や宇宙分野での応用を目指し研究が進められている。

撮影:長谷川貴広(1・2枚目)

武井祥平(エンジニア/研究者)

武井祥平(エンジニア/研究者)

1984年岐阜県生まれ。高専で電気工学、大学で認知心理学を専攻。2006~2010年株式会社丹青社。2012年東京大学大学院 情報学環・学際情報学府修士課程修了。同年、クリエイティブスタジオnomena設立。工学的な発想から生み出される独自の空間表現が、さまざまな分野から評価されている。気鋭のアーティストやデザイナーとの共同制作におけるテクニカルディレクションも数多く手がける。受賞歴に、東京大学総長賞(2012)、電気情報通信学会MVE賞(2012)、東京都現代美術館ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト公募展グランプリ(2012)、DSA日本空間デザイン賞金賞(2017)、日本サインデザイン協会SDA賞優秀賞(2017)ほか。2016年より科学技術振興機構ERATO川原万有情報網プロジェクト 特任研究員。

https://nomena.co.jp/

2018/2/15 14:45