CANON NEOREAL WONDER 楽曲制作

2011 / キヤノン株式会社

ミラノサローネ2011での、キヤノンブースの映像・空間用楽曲制作。トラフ建設設計事務所制作による水糸で作られた立体スクリーンに、WOWが手がけた映像作品「Cicle of Light(光の循環)」が投影された。音楽は、日本では映像作品に合わせ骨組みを構築。現地に入ってからさらに音の精査(必要な音を足し、フィットしていない音を外して行く作業)を繰り返し、単純に映像にリンクしている音楽というだけではなく、空間のクオリティを補完出来るよう心がけた。

畑中正人(作曲家・サウンドデザイナー)

畑中正人(作曲家・サウンドデザイナー)

作曲家・サウンドデザイナー 1975年北海道浜頓別町出身。独学で作曲、ピアノ、音響学を学ぶ。95年より札幌市を拠点にキャリアをスタート。主に舞台音楽やイベント、企業VPや広告音楽などの分野で数多くの作品を手がける。 2002年よりドイツに拠点を移し、ハンブルク州で外国人として初の作曲家ビザを取得。ハンブルクバレエ団プリンシパル・ダンサー、イリ・ブベニチェクやヘザー・ユルゲンセン等に多くの楽曲を提供する。担当した舞台作品は欧州各国で数々の賞を受賞している。 2004年に帰国。建築空間のための作曲を積極的に行う。2012年5月に開業した東京スカイツリーでは最上階にある展望室<天望回廊>のサウンド総合演出を手がけた。
http://hatanakamasato.net/

2013/11/6 0:00