ヒロシマ・アピールズ展

「ヒロシマ・アピールズ」ポスター第1作「燃え落ちる蝶」亀倉雄策(1983年) 「ヒロシマ・アピールズ」ポスター第1作「燃え落ちる蝶」亀倉雄策(1983年)

原爆の記憶を絶やすことなく、平和を希求する想いを広く伝えようと、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)、ヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団が行っている「ヒロシマ・アピールズ」。純粋に中立な立場から「ヒロシマの心」を訴える「ヒロシマ・アピールズ」のポスターを、毎年1名のグラフィックデザイナーが制作し、国内外に頒布する活動を続けている。

本展では、その第1回となる1983年に制作された亀倉雄策の『燃え落ちる蝶』から、2018年度の服部一成『疑問符、2018』まで、全21作品が紹介される。さらに、13歳のときに被爆し、平和への願いを込めた100枚のポスター制作に挑んだ広島出身のデザイナー、片岡脩の作品も特別展示される。「生きて、子どもたちへ、さらに世代へと伝えたいことがある」と記していた片岡は、65歳で他界するまで72点のポスターを制作した。デザインによって伝えられる鮮明なメッセージ。ヒロシマの記憶と未来への願いについて、多くの人々と考える機会となる。

開催期間 2018/08/04(土)~2018/09/09(日)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~19:00
休館日 火曜日
入場料 無料
参加アーティスト 亀倉雄策、粟津潔、福田繁雄、早川良雄、永井一正、田中一光、勝井三雄、仲條正義、佐藤晃一、松永真、青葉益輝、浅葉克己、長友啓典、遠藤享、奥村靫正、葛西薫、井上嗣也 他
会場
  • 21_21 DESIGN SIGHT
  • ギャラリー 3
  • 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
会場電話番号 03-3475-2121
会場URL http://www.2121designsight.jp/
詳細URL http://www.2121designsight.jp/gallery3/hiroshima_appeals/