LUMILACE TOYOSU

2015 / 光井純&アソシエーツ建築設計事務所

ルミレイス豊洲のためのテキスタイルアートプロジェクト。東京・豊洲にある集合住宅「ルミレイス豊洲」のエントランスに設置された、ファブリックアートのデザイン監修を担当しました。

滝の水の流れをイメージし、透け感のあるテキスタイルを選定してインスタレーションとして表現しています。透け感のある布の重なりによって照明効果がより際立ち、昼間は天窓から差し込む自然光が柔らかく空間を包み込みます。夜になると照明が布を照らし、幻想的な表情を生み出します。

時間帯によって変化する光と布の織りなす表情が、空間に豊かな動きをもたらすテキスタイルインスタレーションとなっています。

写真:Naoomi Kurozumi

光井花(テキスタイルデザイナー)

光井花(テキスタイルデザイナー)

2014年、英国Royal College of Art大学院修士課程修了。帰国後、株式会社イッセイミヤケにて約7年間テキスタイルデザインに従事。独立後はミラノサローネやDESIGNTIDE TOKYOなど国内外で作品を発表し、2024年Young Designer Award、2025年A’ Design Awardでテキスタイル部門ブロンズ賞を受賞。建築空間やファッション分野へのデザイン提供など、テキスタイルを軸に多領域で表現を展開している。現在は多摩美術大学・東京造形大学の非常勤講師も務める。

https://hanatextiledesign.com/

2025/8/13 10:15