デザインのあるべき姿を考え抜いた先駆者たちの思考に触れる、これだけは読んでおきたいテキストをまとめた新しい教養の書。
デジタル時代が幕開けし、パーソナルコンピュータが普及し始めてから現在まで50年。技術革新とともに、デザインの仕方や考え方、可能性は大きく広がっていきました。
本書は、ブルーノ・ムナーリやウィム・クロウエル、カール・ゲルストナー、アラン・ケイ、ジョン・マエダなど、急速に変化する時代と向き合い、未来を思考し、デザインを更新した先駆者たちの、画期的で貴重なテキストをキュレートしたアンソロジーです。彼らのテキストは、「過去」のものではありますが、決して古くさくなく、むしろ今なお刺激的で、表現の可能性に満ちた内容となっています。これからのデザインを考えていくために必要な知や教養の基礎ともなる、価値ある一冊です。
伊藤千紗(ビー・エヌ・エヌ新社)おすすめコメント
翻訳書が出ていなかったり、すでに絶版となって読むことが難しかった、デジタル時代において読んでおくべき重要なテキストが、いいとこどりでまとめられているアンソロジーです。
過去に「きっと未来はこうなっているから、それにはこんなデザインが必要だ」と先駆者たちが提示した理論は予言となり、現代に生きる私たちにさまざまな可能性を見せてくれます。ワクワクすること請け合いの一冊です。ぜひご一読ください。
発行 | ビー・エヌ・エヌ新社 |
---|---|
著者 | ヘレン・アームストロング |
監修 | 久保田晃弘 |
訳 | 村上彩 |
デザイン | 中西要介 |
仕様 | A5判、232ページ |
価格(税抜) | 2,400円 |
ISBN | 978-4-8025-1033-2 |