ドイツのケルンで毎年1月に開催されている、インテリアデザインの発信の場「imm cologne ケルン国際家具インテリア見本市（以下、imm）」。ライン川河畔のケルンメッセを舞台に、最新のインテリアスタイルが紹介される、世界最大規模の国際メッセだ。2016年には世界50ヵ国から1,185社が出展、来場者数は129ヵ国から約11万4千人が訪れた。日本からも11年連続出展のカンディハウスや、2015年から出展しているKARIMOKU NEW STANDARDなどが参加し、展示会を大いに盛り上げた。

次回開催は、2017年1月16日から1週間。世界50ヵ国から1,200社が出展し、来場者数は130ヵ国、14万人以上を見込んでいる。東京ドームの約6倍の面積、約28万m²の展示会場にバラエティ豊かな製品が並ぶ。

各ブースではそれぞれの企業が趣向をこらしたプレゼンテーションを見ることができる。会場のそこかしこでは、バイヤーと出展者の商談がおこなわれる。また、製品の展示だけでなく、会期中は第一線で活躍するデザイナーやバイヤーによるトークショーも開かれる予定だ。

注目は国際キッチン専門イベント「LivingKitchen」が同時開催されること。LivingKitchenは、キッチン家具や家電だけでなく、シンクや金物などキッチンをめぐるあらゆる製品が並ぶイベントだ。出展者による斬新なプレゼンテーションやスターシェフを起用したクッキングショーなど、来場者を驚かせる多彩な内容が一堂に会する。

JDNではこれまで、immに出展している日本の家具ブランド、KARIMOKU NEW STANDARDとカンディハウスに話を聞いてきた。実際に出展した際の率直な感想や成果については、以下の記事で紹介したい。

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