デザイナーに倉本仁、アートディレクションに谷内晴彦を迎えたアートオブジェブランド「COSONCO QS」が10月に誕生

デザイナーに倉本仁、アートディレクションに谷内晴彦を迎えたアートオブジェブランド「COSONCO QS」が10月に誕生

木製家具の製造販売をおこなう株式会社カンディハウスと、馬具・皮革製品の製造販売をおこなうソメスサドル株式会社が、共同でアートオブジェブランド「COSONCO QS(コソンコクス)」を10月に立ち上げる。

ともに北海道に拠点をおく両社。それぞれ木材と皮革の加工技術を用い、自然素材を生かしたライフスタイル製品を提供している。ブランド名の「COSONCO QS(コソンコクス)」とは、アイヌ語で「遠く離れた土地とのコミュニケーション」を意味する。

同ブランドは、デザイナーに倉本仁、アートディレクターに谷内晴彦を迎え、製造課程で生じる端材を積極的に取り入れ、置物でも玩具でもない、日常のかたわらで豊かさを感じられるアートオブジェをつくる。オブジェは端材を利用してつくられるため、革や木の色・表情は製造のタイミングと状況で変わり、世界でただ一つの製品となる。

ブランドデビューにあたり倉本は、「当初、一般的なインテリア小物からはじまった製品企画はやがて、少しだけ機能を携えたアートオブジェへとアプローチを変えた。用途や機能を持たない存在ほど、そこに趣向性が生まれ、素材をより価値あるものに変えてくれるのではないかと思ったからだ」とメッセージを寄せている。

https://www.cosoncoqs.jp/