“ひろがるデザイン”を五感で楽しむ、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」

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“ひろがるデザイン”を五感で楽しむ、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」

「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトにしたデザインイベント、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」が東京ミッドタウンで開催中だ。このイベントは2007年より毎年開催し、今回で記念すべき10回目を迎える。

今年は「ひろがるデザイン」をテーマに、最新テクノロジーで未来の建築を体感できるインスタレーションや、日本各地のモノづくりや暮らし、サイエンスなど、さまざまな分野に“ひろがる”デザインを体感できるコンテンツがもりだくさん。

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未来の建築にひろがるデザイン

メインプログラムはクリエイター集団・ライゾマティクスアーキテクチャーによる「CURTAIN WALL THEATRE(カーテンウォールシアター)」。広大な芝生広場に巨大な白い箱のようにカーテンが並べられたインスタレーションが登場。風に揺れるたくさんのカーテンは、1人の参加者が装着する脳波センサーによってコントロールされ、一斉に開閉する。

まったくといっていいほど同じ動きで開閉するため、ふだん見慣れているカーテンがちがったもののように思えてくる

まったくといっていいほど同じ動きで開閉するため、ふだん見慣れているカーテンがちがったもののように思えてくる。使用されたカーテンの枚数は84枚にもなる

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ひとりが台の上に立って意識を集中させる

開閉させる仕組みはとても単純で、自分の意識をインスタレーションに集中させること。目の前にあるモニターに現在自分がどのくらい集中しているのかがパーセンテージで表示される。そのパーセンテージが50パーセントを超えるとカーテンは開閉するという。

人によっては意識が散漫でうまく開閉できない人もいるとか…

人によっては意識が散漫でうまく開閉できない人もいるとか…

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脳波で開閉させるだけでなく、もちろんカーテンの中に入っても楽しめる

生活の中で身近な「カーテン」が最新のテクノロジーを使い開閉する様子は、さながら魔法のように思えた。取材当日は、平日の午前中にも関わらず多くの方が体験していたが、休日はさらに混むことが予想される。お早めに体験していただきたい。

カーライフや地域のモノづくりなど、各所で体感できる「ひろがるデザイン」

会期中、開始期間がそれぞれちがってはいるが、ミッドタウンでは14のイベントが開催される。この記事では本日よりはじまったイベントについてお伝えしたい。

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マツダデザイン展示/日本の美意識を追究する、マツダデザインの真髄を体感できるコンテンツ。新旧の魅力的なカーデザインを見ることができる

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ひろがるデザイン展/厳選されたこだわりの商品の展示や、ワークショップが開催される

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+Style Exhibition/「未来のモノづくりにひろがるデザイン」をテーマに、数多くのIoT商品が並ぶ

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JAGDA Kasama & Kawara Exhibition/日本の伝統工芸と、デザイナーたちのコラボ企画。奈良時代に起源を持つという「八郷瓦」と国指定伝統工芸品「笠間焼」を新たな感性でデザイン

この他にも、10月28日からは建築家の長坂常さんがディレクションする「Salone in Roppongi」や毎年開催している「GOOD DESIGNE EXHIBITION 2016」など、さらにイベントがはじまる予定だ。この秋、誰かと一緒に「ひろがるデザイン」を体験してほしい。

■Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016
会期:2016/10/14(金)~11/6(日)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/