“FLOW” ENZO MARI HOMAGE CHAIR

2021

持続可能性をもち、流動するマテリアルサイクル“FLOW”は、役割を終えた資材に新たな可能性を与えるプロジェクト。廃棄される空間資材の中で最も多いマテリアルの一つである内装下地材LGS(軽量鉄骨)に着目し、資材を廃棄しない循環を空間プロセスに組み込んでいる。

そのプロトタイプとして生まれたENZO MARI HOMAGE CHAIRは、イタリアを代表する工業デザイナーENZO MARI(エンツォ・マリ)によるDIYプロジェクトに共感し、「sedia 1」をオマージュしている。

撮影:林雅之

山本大介(インテリアデザイナー)

山本大介(インテリアデザイナー)

株式会社山本大介デザイン事務所。株式会社ワンダーウォール /片山正通を経て、株式会社山本大介デザイン事務所設立。武蔵野美術大学建築学科・空間デザイン学科非常勤講師。beautiful peopleクリエイティブアドバイザー。国内外で空間デザインを軸に、家具・プロダクトなど多岐にわたるデザインを手掛ける。近年ではパリコレクションでのショーセットや演出も手掛けている。2022年、自身のインテリアデザイナーとしての経験から生まれた気付きをもとに、持続可能性をもつマテリアルサイクル「FLOW」プロジェクトを発表。廃棄される空間資材の中で最も多いマテリアルの一つである、内装下地材LGS(軽量鉄骨)に着目し、資材を廃棄しない循環を空間プロセスに組み込み、役割を終えた資材に新たな可能性を与えるプロジェクト。

https://daisukeyamamoto.com/

2023/2/8 11:11