I LOVE 日本画

2017 / 富山県水墨美術館

富山県水墨美術館で開催された近代日本画の秀作展「I LOVE 日本画」の告知ツールを、横山大観の代表作「無我」に登場する童子で展開しました。

明治初期、西洋絵画が国内へ流れ込んできた時、「写実」や「遠近」など、これまで考えてもみなかった技法を目の当たりにした画家たちは、「日本画とは何だ!?」と暗中模索して日々研鑽しました。告知ツールの構図は、幾何学な配置を展開することで、当時の最先端の絵画表現を、現代的な表現方法とわかりやすいコピーで組み替えました。

TOYAMA ADC 準グランプリ受賞作

羽田純(アートディレクター)

羽田純(アートディレクター)

1984年大阪出身。ギャラリーのキュレーションを8年間担当後、スタジオ「ROLE」設立。現在は富山県を拠点に、デザイン・プロジェクトのほか、ジャンルを横断しながらさまざまな『活動』の魅力をデザイン。

【受賞】
TOYAMA ADC グランプリ/とやまクリエーター 大賞(最年少受賞)/富山県デザイン展 大賞/富山コピーライターズクラブ 準クラブ賞/北陸コピーライターズクラブ 特別賞/北日本新聞広告賞 特別賞/ゴールデン ピン デザインアワード ベストオブデザイン賞(台湾)/メキシコ国際ポスタービエンナーレ、ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ、ラハティ国際ポスタービエンナーレ 入選/JAGDA新人賞 ノミネート そのほか

http://haneda-jun.net/