サーリネンとフィンランドの美しい建築 展
美しい森と湖で知られる北欧の国フィンランド。日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を築いたのがエリエル・サーリネン(1873-1950)です。サーリネンはヘルシンキ工科大学在学中に出会ったゲセリウスとリンドグレンと共同で設計事務所を設立し、1900年パリ万国博覧会フィンランド館の建築が好評を博して、みごとなデビューを果たします。初期の作風は、ナショナル・ロマンティシズムと称される、アール・ヌーヴォーの影響をうかがわせながらも民族の独自の文化的ルーツを表現した建築で、当時、独立を求めていたフィンランドの人々を鼓舞させるものでした。
本展は、1923年の渡米までのフィンランド時代にスポットをあて、図面や写真、家具や生活のデザインといった作品資料の展示を通して紹介します。つねに革新を求めつつ、自然や風土に根ざし、光と陰影をとりこんで豊かな表情を見せるサーリネンのデザインは、生活のあり方を一歩立ち止まって考え直す時を迎えている今の私たちの心に深く語りかけるでしょう。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
【関連イベント】
●オンラインギャラリートーク「展覧会のツボ」動画配信
配信予定日:
7月22日(木) 12:30~
7月25日(日) 15:00~
7月27日(火) 19:00~
※事前登録不要、無料配信
●講演会「1900年パリ万国博覧会フィンランド館―芸術家たちのネットワークと込められたメッセージ」
日時:7月4日(日) 14:00~15:30(開場13:30)
講師:アンナ=マリア・ウィルヤネン(美術史家、フィンランドセンター所長)
定員:50名(要予約)
聴講費:無料(ただし本展の観覧券と予約が必要)
会場:パナソニック東京汐留ビル 5F ホール(自由席)
※英語による講演、逐次通訳つき
開催期間 |
2021/07/03(土)~2021/09/20(月) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(8/6・9/3は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで |
休館日 | 水曜日、8/10~8/13 |
入場料 | 一般800円/65歳以上700円/大学生600円/中・高校生400円/小学生以下無料 |
参加アーティスト | エリエル・サーリネン |
会場 |
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お問い合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
会場URL | https://panasonic.co.jp/ls/museum/ |
詳細URL | https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/21/210703/ |