高田陸央(デザイナー/アーティスト)
1998年三重県生まれ。2021年金沢美術工芸大学デザイン科卒業。東京でインハウスデザイナーとして働きながら福井を拠点にデザインチーム「閃」としても活動。生活する中で出会った、伝統的な職人の技術や文化にインスピレーションを得た作品を中心に制作を続けている。
https://rikuo-takata.com/
海洋プラスチックをはじめとする複合廃棄プラスチック問題の解決に取り組む「REMARE(リマーレ)」からの依頼で、素材を使った展開を考えた。REMARの素材は廃プラスチックを再利用し、熱プレスによって板状に成形された後、NC加工機によって表面が滑らかに仕上げられ板状の製品となる。本シリーズ「Pearl Wave」では、この工程をあえて手作業で仕上げることで、素材の質感をより引き出すことに挑戦。
表面には、日本の伝統的な技法である「なぐり加工」を施し、刃物による不規則な凹凸をつけることで、波のような有機的な模様が浮かび上がる。この造形により、素材のもつ半透明性や光の透過の美しさが際立ち、“shinju”の質感を一層引き立てる。また、傷やネジ穴埋めを目立たなくさせ、滑り止めにもなるという機能性も持ち合わせている。
さらに、素材の熱可塑性を活かし、曲面同士を組み合わせた構造や、光を内包する照明としての展開など、機能と表情の両面から、素材固有の魅力を引き出すデザインを試みた。
material:REMARE “shinju”(100% Recycled plastic)
presented at REMARE Plastic SUMMIT Exhibition @ SKWAT KAMEARI ART CENTRE(SKAC)
Production Advice:Hiroaki Onishi,Kiichi Ueda
Photography:Asuka Nagai

1998年三重県生まれ。2021年金沢美術工芸大学デザイン科卒業。東京でインハウスデザイナーとして働きながら福井を拠点にデザインチーム「閃」としても活動。生活する中で出会った、伝統的な職人の技術や文化にインスピレーションを得た作品を中心に制作を続けている。
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