溝端友輔(ディレクター)
1993年和歌山県生まれ。中央工学校大阪、商業施設の設計会社を経て、2019年 株式会社NODを設立。現在、VOID株式会社執行役員。場所をただつくるだけではなく、ロジックを発見し、仕組みをつくり、能動的に使い続けたくなる場所づくりを目指す。大阪・関西万博の休憩所等を設計する若手建築家としても選出。
https://www.instagram.com/jpmy222/
https://void.jp.net/about
「NEW GAMES」は、人の身体と空間、そして遊びの関係を再考するための装置として制作された。テトリスゲームをモチーフにし、3Dプリント技術によって、ランダムな形態を持つ家具群を生み出した。
各ユニットは同じ型を持たず、使う人の手によって組み替えられ、座る・寄りかかる・積むなどの動作の中で、新たな空間が即興的に生成される。それはまるで、自然がその時々の環境に応じて形を変えるような柔らかさを持っている。この作品で、“遊び”を社会的な行為、すなわち他者と共に生きる方法として再定義した。
このプロジェクトはルールと偶然、デジタルと身体のあいだに生まれる新たなコミュニケーションを可視化する試みである。技術が進化するほど、遊びはより人間的な行為となる。その矛盾の中に、新しい体験の原型を見出している。

1993年和歌山県生まれ。中央工学校大阪、商業施設の設計会社を経て、2019年 株式会社NODを設立。現在、VOID株式会社執行役員。場所をただつくるだけではなく、ロジックを発見し、仕組みをつくり、能動的に使い続けたくなる場所づくりを目指す。大阪・関西万博の休憩所等を設計する若手建築家としても選出。
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