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TOSHIBA Milano Salone 2011

URL : http://www.toshiba.co.jp/lighting/jp/ad/milano2011.htm

 東芝は、2011年のミラノサローネにて、LED 照明器具を使用した光のインスタレーションを行います。2009年の“Overture”、2010年の“Lucèste”に続き、今年が3度目の出展となります。
 東芝は、1890年に白熱電球を実用化して以来、先端の技術、不断のイノベーション、そして情熱によって照明文化の発展に寄与してきました。東芝によるヨーロッパへのLED 照明の展開は2010年にスタートしています。また、人類にとって非常に重要な文化遺産継承の使命をもつ、パリのルーヴル美術館の照明を東芝のLED 照明に変換するプロジェクトが同じ2010年に始まっています(2012年完成予定)。

 今回のインスタレーションのパートナーは、パリを拠点に活動する、DGT (DORELL. GHOTMEH. TANE / ARCHITECTS ドレル・ゴットメ・タネ/アーキテクツ )です。世界を舞台に活躍の場を広げるDGTのクリエイティビティと、東芝の技術とフィロソフィーが集結した空間に、期待が高まります。



TOSHIBA Milano Salone 2011 会場イメージ(space03 INSIDE)
【 1 】会場イメージ(space03 INSIDE)

日程2011年4月12日(火)~17日(日)
12:00~21:00
会場Cortile di Via Savona
Via Savona 37, Milano(トルトーナ地区)
URLhttp://www.toshiba.co.jp/lighting/jp/
ad/milano2011.htm

見どころ 100年の歴史ある建造物で、建築家集団DGTの創造性が広がる

 インスタレーションのパートナーとなるDGT( DORELL. GHOTMEH. TANE / ARCHITECTS ドレル・ゴットメ・タネ/アーキテクツ )は、イタリア、レバノン、日本と異なるルーツをもつ3人を中心とする建築家集団。彼らはパリを拠点にグローバルに活動を展開しながらも、建築を行う際にまず建築物が成立する場の特異性(文化、歴史、文脈など)をリサーチするところからスタートします。

 会場の「Cortile di Via Savona」は、100年以上も前につくられた建造物です。現在は壁だけが残るに至りましたが、イタリアのさまざまな歴史を目撃してきた場所でもあります。この建物がもつ特異性を理解した上で、空間を生かし、さらなる価値や可能性を持たせる表現を展開します。

 会場は三つのスペースで構成されます。
 space01 ENTRANCE 【写真2】は、インスタレーションの導入部となる、真っ白のトンネルです。天井に伸びる一筋の光が、床面の水路にもう一筋の光となり映り込みます。
 space02 COURTYARD 【写真3】は、屋外空間です。日中は太陽が、夜間にはLED が、水面に絶え間なく生まれる波紋に光を当て壁に反射し、たゆたう水が壁に光の時を与えます。
 space03 INSIDE 【写真1】は、無数の光の粒が舞う、幻想的な空間です。幾重もの水のカーテンが無数のLED の光によって様々な表情に変化します。





space01 ENTRANCE
【 2 】space01 ENTRANCE

space02 COURTYARD
【 3 】space02 COURTYARD

DGT (DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)ドレル・ゴットメ・タネ/アーキテクツ
© Gaston Bergeret
DGT (DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)
ドレル・ゴットメ・タネ/アーキテクツ


ダン・ドレル(イタリア)、リナ・ゴットメ(レバノン)、田根剛(日本)の多国籍の3 名を中心とする建築事務所。パリを拠点に2006 年より活動スタート。  異なる文化背景を持つ彼らは、建築の豊かさとはその建築の環境形成によって決定されるという信念をもち、文化/歴史/社会を考古学的にトレースすることにより、そこにしかない建築のあり方を試みている。DGT の活動は、エンジニア、アーティスト、デザイナーや社会 学者など、異なる専門家とのコラボレーションにより、建築の可能性の拡張を模索している。現在、15 名のチームによりエストニア国立 博物館(エストニア・2013)、R プロジェクト(フランス・2012)、FKhory 集合住宅(レバノン・2012)、サイトウキネン・オペラ空間演出(日本・2011)等が進行している。

http://www.dgtarchitects.com

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ミラノサローネ2011レポート
・ 快適な座り心地のためのプラスアルファ「GIULIO MARELLI」
・ 期待通りのモダンデザイン「FIMES」
・ 日本のかたち展2011
・ Ito Fukushiコレクション「SPACE & TIME」
・ 独自の進化を遂げる日本のモバイルアクセサリー
・ Rho Fiera & Euroluce
・ 若手日本人デザイナーが活躍するサローネサテリテ
・ 色もカタチもアグレッシブ「alberta」
・ モダンデザインの中に職人技が光る「SMA」
・ Charity Box EMERGENCY PROJECT FOR JAPAN
・ サローネにおける日本の技とデザイン
・ 上質な素材とハイクオリティなモノ作り「Molinari」
・ 歴史的建造物の中で異彩を放つ「GIOVANNETTI」
・ イタリア屈指の機能性ソファメーカー「FUTURA」
・ [速報] キヤノン「NEOREAL WONDER」スタート!
ミラノサローネ2011ピックアップ
・ 三井直彦 x LUMIOTEC「Forest of Evolution」
・ Setsu & Shinobu ITO
・ TOSHIBA
・ 吉岡徳仁「TWILIGHT-Tokujin Yoshioka」
・ KARIMOKU NEW STANDARD
・ パナソニック電工「(standard)3 piano-forte」
・ デュポン™コーリアン®「TRON designs CORIAN®」
・ キヤノン「NEOREAL WONDER」
ミラノサローネ2011出展者情報
[ あ行 ]
・ 安達 さくら
・ 安積 伸 / a studio
・ ALESSI
・ 伊藤節+伊藤志信 / Setsu & Shinobu ITO
・ INAX
・ ILLIRICO BANK
・ Impara Design
・ A+A Cooren Design Studio
・ F.M.S.

[ か行 ]
・ 角田 陽太/YOTA KAKUDA DESIGN
・ カネカ
・ 上出長右衛門窯 x Jaime Hayon produced by 丸若屋
・ 川野 博
・ GARDE
・ 喜多 俊之
・ キヤノン
・ グエナエル・ニコラ

[ さ行 ]
・ SIDES CORE
・ 3-1design
・ scotomadesign
・ SFERA

[ た行 ]
・ Charity Box EMERGENCY PROJECT FOR JAPAN
・ t/m
・ Design Soil
・ デュポン™コーリアン®
・ TOSHIBA

[ な行 ]
・ 日本のかたち展
・ nendo
・ noto

[ は行 ]
・ 深川製磁 / FUKAGAWA-SEIJI
・ ±0
・ 堀 真寿 / MASAKAZU HORI

[ ま行 ]
・ MAGIS
・ マルニ木工
・ 三井 直彦
・ 美船 安利

[ や行 ]
・ 柳原 照弘
・ yamagiwa / ヤマギワ株式会社
・ 山中 一宏
・ 吉岡 徳仁

[ ら行 ]
・ LaLa Lab
・ Leif.designpark
・ Ritzwell
・ RENDS DESIGN WORKS

ミラノサローネ特集2010バックナンバー
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