「Ryui（リュイ）」は、日向龍さんと平結さんという、夫婦でデザインから制作まで一貫して行っているジュエリーブランド。気持ちがあふれ出しそうになるような 「美しいもの」。そんな惹きつけられるものすべてをジュエリーに込めた2人のデザインは彫刻的で、細部までこだわりの深さが見える。

一輪の大きな花がアクセントの「Flowerシリーズ」は、葉脈を連想させる花のテクスチャーをひとつひとつ叩いてつけており、それによって花びらは自然な存在感を放つ。内側はマットな白い焼き色を残し、スモーキーな印象の仕上がりになっている。同じく、草むらにさりげなく咲く小さな花をイメージした「Patit Flowerシリーズ」もある。小ぶりなので、色ちがいを重ね付けするのもおすすめだ。

K18（18金）でできた三角形のキラリと光る胴体から、シルバーの羽が広がる「Temptationシリーズ」は、孔雀とグッピーの2種類があり、大きく広げた優雅で神秘的な美しい羽の表現が施されている。

「Syami ring」は、三味線の胴体のようなふっくらと柔らかな四角い形をしたリング。丸いリングよりも指へのフィット感がよく、回転しにくいのが特徴だ。付け心地にこだわった内側は、丸く艶やかに仕上げられており、四角形とは思えない滑らかで気持ちのいい指あたり。外側はプレーンなマット仕上げ。

一時一時の瞬間を華やかに彩ってくれるジュエリーたち。繊細な仕上がりは、実際に見て感じてもらいたい。