2017/8/21 13:15
知育をテーマに、現代に沿った工芸や民芸品のあり方を考える、日本のハンドメイドおもちゃブランド「tegoto」。“生活がもっと楽しく豊かになるような商品”を心がけて制作されているtegotoのおもちゃは、木質を生かして1点1点デザイナー自身が手作業で色付けしています。
入れ子オブジェの「NEST」シリーズは、カラフルで可愛らしい見た目のお人形は入れ子構造になっており、中を開けると小さな人形が出てきます。解剖図や解体図という名のとおり入れ子の構造を活かしており、「人の解剖図」では人間の皮膚・筋肉・骨・内臓を表しており、「地球の解体図」では大気圏・地表・地殻・マントル・核、というように、内部構造をわかりやすくポップなデザインで表現しています。
ついつい手に取ってみたくなる形やデザインは、子供の知育玩具としてだけでなく、「速さ比べ」のように、はやぶさ、チーター、シマウマ、人間と横に並べてインテリアとしても楽しいアイテム。大人も子供も楽しめるオブジェなので、自分用としても友人や親せきの子どもへのプレゼントとしても魅力的ではないでしょうか。
デザイン:重松淳也
東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。フリーランスとしてグラフィック、イラストレーション、グッズ制作など、多岐にわたるデザインを手がける。とくに実際の「もの」を自作し、ビジュアルの一要素として扱うことを得意とする。2015年、知育をテーマにしたプロダクトブランド「tegoto」を立ち上げる。
ブランド:tegoto
2015年設立以来、さまざまな視点から世の中の仕組みを表現することをテーマにしているブランド。