1817年にドイツで創業した、デザイナーズ・バスルーム製品のリーディングカンパニー「デュラビット」。そのデザイン性の高さから、世界の名だたる宿泊施設にデュラビットの製品が導入されている。

2016年8月にVeroシリーズの洗面器とキャビネットのセットが発売された。2004年にはじまったVeroシリーズは、デザイン性と機能性を両立し、以来12年にわたって世界中で愛されている。2014年に発表された同シリーズのファニチャーコレクションは、世界的なデザイン賞である、レッド・ドット・デザイン賞の最高賞も受賞した。

Veroシリーズの特徴は、均整のとれたフォルムと流行に左右されない普遍的なデザイン。キャビネットは四角い形を際立たせる、ハイグロスホワイト仕上げ。真っ白な表面とは対照的に、引き出しのインテリアカラーは高級感のあるダイヤモンドブラックを採用している。さまざまな使い方に対応可能な大容量の引き出し収納には、スムーズに出し入れができるソフトクローズレールを搭載。

Veroシリーズのデザインは、スイスに拠点を置く、カート・メルキ・ジュニアが担当している。同氏はデザインするにあたり、「単純に片づけや手を洗うといった実用的なファニチャーのデザインをするのではなく、リラックスできる空間をつくるようなファニチャーにしたい」と、話している。

デザインと機能性が融合した製品は、日常を少しだけ快適にランクアップしてくれるだろう。