洋光台北団地の集会所と周辺外構をリデザイン、「団地の未来プロジェクト 建築アイデアコンペティション」開催
40年以上の歴史を持つ神奈川県横浜市の洋光台団地、その価値を精緻に見つめ直し、新しい時代の輝きを与えていく「団地の未来プロジェクト」。日本を代表する建築家・隈研吾氏が、企業や団体のブランド戦略におけるトータルプロデューサーとして優れた実績を挙げ続ける佐藤可士和氏を誘い、ふたりのシナジーによってスタートした。人々の生活の変化を考察し、より良い住まい方と地域のあり方を創造する、社会貢献の視点を持ったプロジェクトだ。
隈研吾氏のデザイン監修によるJR洋光台駅前の広場改修とともに、「団地の未来プロジェクト」新たな拠点となる洋光台北団地の集会所と周辺外構を再整備し、リデザインすることを目的とした「団地の未来プロジェクト 建築アイデアコンペ」の応募登録が開始された。
建替え、改修など建築方法は不問。最優秀案は、隈研吾氏・佐藤可士和氏のディレクションのもと、実施設計されていく。サステナビリティのある、これからの新しい住まい方を提示するアイデアが期待される。応募登録は12月10日まで。
審査員は以下の8名。
隈研吾氏(東京大学教授/隈研吾建築都市設計事務所代表)、佐藤可士和氏(クリエイティブディレクター/SAMURAI代表)、大月敏雄氏(東京大学教授)、藤本壮介氏(建築家/藤本壮介建築設計事務所主宰)、三上勇夫氏(洋光台まちづくり協議会 会長)、秋元康幸氏(横浜市建築局企画部長)、太田潤氏(UR都市機構 東日本賃貸住宅本部 神奈川エリア経営部長)、尾神充倫氏(東日本賃貸住宅本部 団地マネージャー)