LINE UNIT SHELF

2021 / 仁張工作所

板材を切り、曲げ、繋ぐ。その限られた工法のなか、幾重にも重なる試行錯誤のもと、わずか15mm厚の繊細で研ぎ澄まされた「LINE UNIT SHELF」は生まれました。

極限まで要素とノイズを削ぎ落とされたシェルフは、非常にシンプルであるからこその個性をまとっています。十分な強度と収納力を持ちながら、どこまでも軽やかな印象で、あらゆる書籍や商品、そして空間をも美しく整えてくれるユニットシェルフです。

従来のユニットシェルフにはない、高い精度によるシームレスなデザインは、パーソナル/パブリックのいずれの空間にも馴染む存在です。また、ワンストップの生産体制を持つ仁張工作所だからこそ可能な「セミオーダーメイド」への対応も実現しました。今までにない新たな定番となるMADE IN JAPANのユニットシェルフブランドです。

Photograph:Mitsuru Sakurai

■ブランドHP
https://www.line-unit-shelf.jp/

■プロジェクト詳細
https://www.designforindustry.jp/project/line-unit-shelf

北川大輔(プロダクトデザイナー/クリエイティブディレクター)

北川大輔(プロダクトデザイナー/クリエイティブディレクター)

1982年滋賀県生まれ。2005年に金沢美術工芸大学を卒業。国内電機メーカーのインハウスデザイナーを経て、2015年に株式会社DESIGN FOR INDUSTRYを設立。関わる全ての人とともに分かち合える“喜び”を創り出すことを信条に、家具や日用品から伝統工芸、家電、ロボット、先端技術研究開発、新素材開発、事業開発、都市ブランディングなど国内外問わず多彩な領域にて、“心地よい革新”という視点のもと、デザイン/クリエイティブディレクションを行う。GOOD DESIGN AWARD、GERMAN DESIGN AWARD winner、Red Dot Design Award、iF DESIGN AWARDなど受賞多数。金沢美術工芸大学非常勤講師、東北芸術工科大学特別講師。

https://www.designforindustry.jp/