Professional Sharing: シェアの達人

2015

本展示は、シェアリング・エコノミー=共有型経済の本質やその行き着く先についての議論を促すためのデザインプロジェクトです。シェアリング・エコノミーが浸透した世界で「シェア」を生業として生きるプロフェッショナル・シェアラーの{異質な|自然な}生活と、それを{受け入れた|受け入れきれない}社会との間でおこる対話や摩擦が、ドキュメンタリー映像によって描写されています。

「フィクションを映像的手法によってどのようにドキュメンタリーたらしめるか」というテーマのもと、映像のディレクションを担当しました。

トータルディレクション:牛込陽介(takram London)

平瀬謙太朗(デザイナー / エンジニア / 映像ディレクター)

平瀬謙太朗(デザイナー / エンジニア / 映像ディレクター)

1986年、サンフランシスコ生まれ。慶応義塾大学SFC脇田玲研究室にてデザインとコンピューティングを学ぶ。2010年、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻に進学。佐藤雅彦研究室にてメディアデザインを専攻。2013年、フリーランスを経て、メディア表現の未来を考える小さなデザインチーム「CANOPUS カノープス」を設立。デザイナー・エンジニア・映像ディレクター・コンポーザーなど多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、新しくも廃れることのない普遍的な表現を模索している。2012年、「MEDIA PRACTICE」が文化庁メディア芸術祭、審査員推薦作品選定。2014年、カンヌ国際映画祭にて「八芳園」が短編コンペティション部門ノミネート。

2015/10/7 9:15